Penpot をセルフホストするなら:オープンソース設計ツールの Docker、共同作業、開発ハンドオフ

penpot/penpot の位置づけ、向いている場面、セルフホストの入口、デザインシステム、Inspect Mode、チームで使うときのデプロイ境界を整理する。

penpot/penpot はオープンソースの設計ツールです。位置づけは Figma に近いですが、オープンソース、セルフホスト、設計とコードの共同作業をより重視しています。設計資産、コンポーネント、ハンドオフの流れを自分たちで管理したいチームに向いています。

プロジェクト:

https://github.com/penpot/penpot

公式サイト:

https://penpot.app

Penpot が向いている人

Penpot は次のような場面に向いています。

  1. チームでオープンソースの設計ツールを使いたい。
  2. 会社として設計ファイルを完全にサードパーティ SaaS に置きたくない。
  3. デザイナーとフロントエンドの間で Inspect Mode、デザインシステム、コンポーネントのハンドオフが必要。
  4. design tokens、components、variants をもとに長期的な設計規約を作りたい。

個人で一時的に図を描くだけなら、オンライン版を使うほうが手軽です。セルフホストはチームで長期利用する場合に向いています。

セルフホストの入口

README は完全な Docker Compose をトップページに貼っているのではなく、公式の self-host ドキュメントを案内しています。

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https://penpot.app/self-host

実際にデプロイするときは、Web 上の古い compose をコピーするのではなく、公式ドキュメントに沿って Docker または Kubernetes を使うのがおすすめです。Penpot のような共同作業ツールは、通常 1 つのコンテナだけでは完結しません。データベース、オブジェクトストレージ、バックグラウンドタスク、メールサービスも関係します。

堅実なセルフホスト手順は次のようになります。

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# 1. まず公式 self-host ドキュメントを読む
# 2. ドメイン、HTTPS、永続化ディレクトリ、データベースを準備する
# 3. 公式推奨の Docker / Kubernetes 方式で起動する
# 4. 管理者アカウントを作成する
# 5. チームスペースをインポートまたは作成する

開発ハンドオフでの使い方

開発者にとって Penpot で便利なのは Inspect Mode です。デザイナーが画面を完成させたあと、開発者は次の情報を確認できます。

  1. サイズと余白。
  2. 色とフォント。
  3. コンポーネント構造。
  4. デザイン token。
  5. 再利用可能なコンポーネントと variants。

これはスクリーンショットへの注釈より安定しており、複数人での共同作業にも向いています。

チームでのおすすめフロー

次のように進められます。

  1. デザイナーが Penpot で design system を作る。
  2. コンポーネント名をフロントエンドのコンポーネントライブラリにできるだけ合わせる。
  3. 色、フォントサイズ、余白を token で管理する。
  4. 開発者は口頭説明ではなく Inspect Mode でスタイルを確認する。
  5. 大きなバージョン変更の前に設計ファイルをエクスポートまたはバックアップする。

注意点

Penpot は共同作業システムであり、単一ファイルのツールではありません。セルフホストする場合は、アップグレード、バックアップ、権限、メール、HTTPS、ストレージを考える必要があります。チームの正式な設計資産を移行する前に、まずテスト環境で一通りの流れを試すのがおすすめです。

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