penpot/penpot はオープンソースの設計ツールです。位置づけは Figma に近いですが、オープンソース、セルフホスト、設計とコードの共同作業をより重視しています。設計資産、コンポーネント、ハンドオフの流れを自分たちで管理したいチームに向いています。
プロジェクト:
https://github.com/penpot/penpot
公式サイト:
Penpot が向いている人
Penpot は次のような場面に向いています。
- チームでオープンソースの設計ツールを使いたい。
- 会社として設計ファイルを完全にサードパーティ SaaS に置きたくない。
- デザイナーとフロントエンドの間で Inspect Mode、デザインシステム、コンポーネントのハンドオフが必要。
- design tokens、components、variants をもとに長期的な設計規約を作りたい。
個人で一時的に図を描くだけなら、オンライン版を使うほうが手軽です。セルフホストはチームで長期利用する場合に向いています。
セルフホストの入口
README は完全な Docker Compose をトップページに貼っているのではなく、公式の self-host ドキュメントを案内しています。
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実際にデプロイするときは、Web 上の古い compose をコピーするのではなく、公式ドキュメントに沿って Docker または Kubernetes を使うのがおすすめです。Penpot のような共同作業ツールは、通常 1 つのコンテナだけでは完結しません。データベース、オブジェクトストレージ、バックグラウンドタスク、メールサービスも関係します。
堅実なセルフホスト手順は次のようになります。
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開発ハンドオフでの使い方
開発者にとって Penpot で便利なのは Inspect Mode です。デザイナーが画面を完成させたあと、開発者は次の情報を確認できます。
- サイズと余白。
- 色とフォント。
- コンポーネント構造。
- デザイン token。
- 再利用可能なコンポーネントと variants。
これはスクリーンショットへの注釈より安定しており、複数人での共同作業にも向いています。
チームでのおすすめフロー
次のように進められます。
- デザイナーが Penpot で design system を作る。
- コンポーネント名をフロントエンドのコンポーネントライブラリにできるだけ合わせる。
- 色、フォントサイズ、余白を token で管理する。
- 開発者は口頭説明ではなく Inspect Mode でスタイルを確認する。
- 大きなバージョン変更の前に設計ファイルをエクスポートまたはバックアップする。
注意点
Penpot は共同作業システムであり、単一ファイルのツールではありません。セルフホストする場合は、アップグレード、バックアップ、権限、メール、HTTPS、ストレージを考える必要があります。チームの正式な設計資産を移行する前に、まずテスト環境で一通りの流れを試すのがおすすめです。