Codex Skillsの標準共有ディレクトリは.agents/skillsです。~/.codex/skillsとproject/.codex/skillsを標準とする古い説明は、新しいSkillを誤った場所に置き、個人設定と共有Skillを混同する原因になります。
個人で複数プロジェクトに使うSkillは$HOME/.agents/skills、リポジトリ固有の規則はリポジトリ内の.agents/skillsに置きます。各Skillには専用ディレクトリとSKILL.mdが必要です。
4つのスコープ
| スコープ | 代表的な場所 | 用途 |
|---|---|---|
| リポジトリ | project/.agents/skills/<name>/SKILL.md |
リポジトリのスクリプトや構成に依存するチーム手順 |
| ユーザー | $HOME/.agents/skills/<name>/SKILL.md |
複数プロジェクトで再利用する個人手順 |
| 管理者 | /etc/codex/skills/<name>/SKILL.md |
組織またはマシンが提供する規則 |
| システム | Codex内蔵 | 製品に同梱されるシステムSkill |
Codexは現在の作業ディレクトリからリポジトリルートまで上方向に探索するため、monorepoでは子ディレクトリにより具体的な.agents/skillsを置けます。リポジトリSkillはGitでレビューできます。ユーザーSkillには単一プロジェクトだけの前提を入れないでください。
旧版やプラグインで.codex/skillsが見える場合でも、新規共有Skillの標準とはみなしません。現在の公式文書とセッションに表示されるSkill一覧を基準にします。
最小構成
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SKILL.mdは有効なYAML front matterから開始します。
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nameは安定した固有名にし、descriptionには適用条件を書きます。本文で手順、境界、検証方法を定義します。
ファイルがあるのに読み込まれない場合
1. 実際のパスを確認
余分なディレクトリ階層やSKILL.md.txtになっていないか確認します。
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2. 先頭バイトを確認
---の前にUTF-8 BOM(EF BB BF)があると、厳密なパーサーはmissing YAML frontmatter delimited by ---と判断することがあります。
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正常な先頭は2D-2D-2Dです。EF-BB-BF-2D-2D-2Dならバックアップ後にBOMなしUTF-8へ変換します。
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3. YAMLと名前の重複を確認
front matterを正しく閉じ、コロンを含む複雑な値は引用します。異なるスコープの同名Skillが自動で統合されるとは考えず、名前を変更するか意図した1つだけを残します。
4. 新しいセッションで確認
Skillはセッション開始時に探索されることがあります。変更後は新しいCodexセッションを開いて一覧を確認してください。パス、エンコーディング、YAMLを確認する前に設定ディレクトリ全体を削除しないでください。
確認リスト
.agents/skills/<name>/SKILL.mdに配置した。- ファイル先頭が
---で、UTF-8 BOMがない。 - YAMLが解析でき、名前と説明が明確である。
- 他スコープに意図しない同名Skillがない。
- 新しいセッションで表示され、説明どおりに起動する。
参考資料
- Codex Skills:https://developers.openai.com/codex/skills
- Agent Skills仕様:https://agentskills.io/